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曲を覚えられない人には共通点がある!曲を覚えるためのポイント

   

ギターを弾く時に、曲をしっかり覚えられれば良いですが、
曲がそもそも覚えられなかったり、覚えられる曲と中々覚えにくい曲とありますよね

レッスンでも、生徒さんから曲が覚えられないという相談を受けることがありますが、
実は曲が覚えられない人にある共通した点があります。

そこで今回は、
曲を覚える為の曲の聞き方やポイントのお話です!

・まずは曲の仕組みを理解する

曲を覚える為には、まず演奏する為の曲の聞き方を覚える必要があります。

曲には構成があり、例外もありますが、
イントロ・Aメロ・Bメロ・サビなど、
曲の中での展開があります

この展開をセクションという呼び方をします。

まずはどのように曲が展開していくか把握してみましょう。

展開を知らないままでは、曲は覚えられません。

例えば、ドライブで目的地に行くんだけど、
知らない道を何も目印なく目的地に向かうように、
ある程度、行き先を分かっていないと中々目的地にはたどり着けないですよね。

ではどうやって目的地に行くかというと、
地図や・目印・ナビなど、目的地にたどり着く為に様々な使うと良いことがわかると思います。

この様に、何にも無しに曲を闇雲に覚えるのは難しいので、
曲を覚える為の曲の中での目印・地図・ナビの観点でポイントを抑えて行きましょう。


・曲の理解度を高めよう

曲を覚える為のポイントを整理してみましょう!

目印・地図・ナビを変換して行くと、

・目印(セクション)
・地図(譜面)
・ナビ(リフやメロディーや他のパートのプレイ)


この様になります。

では、どの様に捉えているかを紐解いて行きましょう!

セクションは数える

目印(セクション)ですが、
先ほども触れましたが、曲にはセクションがあり、メロディーや場面が変わります。

その代わり目を知るためには、
小節の数を数えると、どのタイミングでセクションが変わるのかを正確に把握することができる様になります

例外もありますが、
基本的に1小節が4カウントになっているので、
1.2.3.4とテンポを取りながら数えると、
1小節は1.2.3.4で1セット。
これがいくつあるかを数えます。

初めはわかりやすくする為に、最初の数字を小節おきに変えて、
1.2.3.4.
2.2.3.4.
3.2.3.4.
4.2.3.4
の様にして行くと何小節の構成かがわかる様になります。

また拍を数えて把握することで、
フレーズのリズムも細かく正確に捉えられるのでオススメです。

また、基本的にポップスの場合は4の倍数でセクションが構成されていることが多く。

4小節おきに数える場合もありますが、例外もあるので、
1小節おきに数えると、
セクションによって12小節などの場合にも正確に対応できるのでオススメです。

目印としてセクションと言いましたが、
セクションを知る為に、小節数や拍を捉えることで、
より正確に曲の展開を把握できる
ので、目印になるものがより多くなります。

自分なりの曲の地図を目で見て確認してみる

地図(譜面)ですが、
先程のセクションを把握できれば、簡単に書くことが出来ます。

譜面というと難しく捉える方もいると思いますが、
実際に弾く人が分かりやすい様にすることが一番大切です。

意外と音符なども少なく、最低限のポイントしか書いてないなんていうことも多くありますw

譜面は視覚的に曲を把握する為のものなので、
難しく考えず、まず小節数だけも良いので、作って見てください。

頭の中で、音で理解してたものにプラスして、
書いた譜面があることで正確性も上がるし、
譜面を見ていなくても、頭に譜面が浮かぶ様になったり、
しっかり曲を聴きこまないと、譜面はかけないので、
曲を聴きこむ練習にもなるので効果的に、曲を覚えることが出来ます。

また、慣れてくれば、
覚えずらいキメやリフを音符にしてみるのもとても効果的に曲やフレーズを把握できますし、
実際に僕自身が作る譜面は大事なとこ以外記載がないのでとてもシンプルです。

メロディーや他のパートにも耳を向ける

ナビ(リフやメロディーや他のパートのプレイ)は、
曲のメロディーや歌詞、テーマなどに耳を向けて覚えることで、曲の展開を把握するポイントです。

意外と自分のプレイばかりになってしまうと、曲を覚えずらくなってしまうので、
メロディーはもちろん歌詞や、他のパートのプレイなどもどんなフレーズだったかを覚えると、
曲の展開の道筋のガイドになるのでできるだけ覚えて行きましょう!

この様に、曲を覚える為の合言葉、
・目印(セクション)
・地図(譜面)
・ナビ(リフやメロディーや他のパートのプレイ)


この3点を意識してみることで、飛躍的に曲の理解度も上がり曲が覚えやすくなるので、
しっかり耳を鍛えて曲を覚えられる耳と思考を身につけましょう!

TAKA