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ドラムスティックについてpart2

どうもドラム講師の道田です!

さて前回のブログでスティックの木材とチップの素材について書きましたが、本日のブログではチップの形状等について記載していきます!!

チップの形状は叩いた時にスティックが接地する面積に関わる為、音の変化が出やすいのでスティックを選ぶ時に重要なポイントです!

チップは真ん丸に近いほど音のバラつきが少ないです。

そして、真ん丸に近いものは跳ね返りが安定してし易いのでとても扱いやすいです。

そして真ん丸に近いと接地面が安定してパワーが出やすいのでロックなサウンドが必要な時には真ん丸が好まれます!

逆に楕円形や三角形などの先が尖っているタイプのチップですが…

先が尖れば尖るほど音の変化をつけられるようになるのでシンバルで様々な音色を奏でてくれます!

ただし、もちろん接地面は安定しないのでスティックにしっかり慣れて日頃からコントロール力を磨いておかないと上手く扱えず下手っぴに聞こえちゃうので頑張って精進しましょう!!

楕円形、三角形などはジャズなどの繊細な音のコントロールが必要なジャンルや、綺麗な音色でシンバルを鳴らしたい時によく使われる形状になります!

そんな特徴を元にチップの種類をこれから紹介していきますね!

まず紹介するのは『丸形

丸形は名前の通りでチップが丸いタイプ。
ボール型とも呼ばれてます。

チップが丸いので上記の通り、どんな角度で叩いてもベッドやシンバルの打面への接地面が一定になるため、音のバラつき出にくいのが特徴です。

初心者の方も扱いやすさから好まれてとても使いやすいタイプになります。

ジャンルとしてはロックでよく使われてます。

次は『樽型

樽型は別名で俵型などとも呼ばれます。全体的には丸いのですが、チップの側面が少し平面っぽくなり、樽や俵に近い形をしたタイプです。

丸型と同じように真ん丸に近いため音のバラつきは少なめで、丸型に比べて、もう少し音量が出やすいのが特徴です。
こちらもロック等でよく使われております!

お次は『卵型
卵型は楕円形よりのチップです。

名前の通り卵の形をしており真ん丸では無いので、叩く際の打面への角度の違いによって音色の変化がつきます。

コントロールすれば音色を変化をさせて色々なサウンドを楽しむ事が出来ます!

角度による接地面積の変化はそこまで大きくありませんが、音のバラつきも出にくいので扱い易さも含めて好んでオールジャンルに使われております

その次は『涙型』です!

涙型は卵型に似た形ですが、先の方が少し平たくなってるので、卵型より角度による音食に変化をつけ易いチップです。

もちろん変化がつくという事は、その分扱い辛くはなるので、コントロール力が大事になってきます。

しっかりコントロールしないと音のバラつきにつながるので注意しましょう!

こちらはジャズなどのジャンルに好まれます。

そして最後に『円錐型

円錐型はチップの形状が三角形に近いタイプです。

こちらは丸みが少ないので、角度によって接地面積が大きく変わるので、コントロール力がかなり必要になるはなってきます?

ただし、叩く際の角度でかなり大きく音色が変化さするので、扱いが難しい分きちんとコントロール出来れば音のバラつきも抑えれるので色んな音色を楽しむ事が出来ます。
初心者にはオススメしないのですが、シンバルの音色の変化を楽しみたい方にはオススメです!

こちらもジャズなどでよく使われています。

という訳でスティックは太さや長さ、素材、形状によって色々な音が出るんです。

太鼓やシンバル選びも音色を作るのに大事ですが、実はスティックも音色に関わる重要な楽器なんです!

様々な種類のスティックが店頭に並んでると思うのでここまでに書いた事を是非参考にしながら選んでみて下さいね!!

それでは次回ブログにて♫